2014/06/24(火)18:18
スポーツ・ルポライター永谷修さんが亡くなられました。

私はラジオのスポーツコーナーで、語り口に人間味が感じられる解説、ルポをよく聞かせていただきました。森本毅郎さんや荒川強啓さんとのやりとりには深い信頼関係が窺えました。

印象に残ったのは、永谷さんが愛してやまなかったプロ野球の、野次に関する警鐘でした。

たしか、TBSラジオの「荒川強啓デイキャッチ」のなかだったと思いましたが、日本のプロ野球選手が大リーグに行く「真の」理由は、球場での「観客」のあまりにひどい、聞くに堪えない野次にあると指摘していました。

そのときの放送では選手の名前は言いませんでしたが、おそらく球界を代表する選手(たち)が、初めて奥さんやお子さんを球場に連れて行ったところ、選手たちに対する野次の内容があまりにひどくて、二度と連れてゆけなかったそうです。

自分が晴れの舞台で、プレーする姿を見せるには、大リーグに行くしかない。
大リーグでは、大リーグの選手に対する尊敬の念があり、観客は純粋に野球を楽しみ、鳴り物入りの派手な応援も、汚い野次もないといいます。


日本のプロ野球も「客商売」ですから、球団経営を支えている「応援グッズビジネス」や、観客のストレスのはけ口の感のある「野次」について、特に選手はなかなか「本音」を口に出せないのだと言っていました。

球場での野次を、私も何回か聞いたことはありますが、グランドにいる選手には良く聞こえるそうで、プレーと関係のない、あることないことを野次られるとガックリ来るそうです..


グランドから客に言い返すことも、ケンカすることもできずに、選手にはストレスがたまると思います。選手にとって神聖であるべき球場で、こんなバカな話はありません。


今回の都議会での、女性の人権や尊厳を傷つける最低の野次には、日本中が怒り、あきれています。世界から日本の政治や民度のレベルを笑われてしまいました。

球場での汚い野次のように、自分は「安全な場」に隠れたまま、相手に卑劣な言葉を浴びせるようなヤツらに、永谷修さんも天上で怒り、嘆いていることでしょう。

君たち 次はもう票がとれないから。



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早稲田大学南門前のオムライス店・3つのオレンジへの恋のオーナーブログです。元商社マン、母校の地で第二の人生をはじめました。

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