2015/12/14(月)14:38
日々の流れの中で、今年もまた忘れられないできごとがいくつかあった。
なんでこんなことがと言わざるをえない、嫌なこともあれば嬉しいこともあった。

「第三回 エンパク★こども映画教室 2015」(初めて正確に表示させていただきました!)は、間違いなく嬉しい出来事だった。

先日、小学生男女4人の映画撮影クルーがやってきたとき、年長6年生の少女がリーダー役となり、店と同じカラーの「オレンジチーム」を引っ張っていた。とてもしっかりした子であった。

ちょうど彼女の年頃のころ、たまたま「渋谷・若林間」を走るバスの中で、私は一人の少女を見かけた。時間帯もバラバラなのに偶然がかさなって、その後も何回か同じバスに乗り合わせた。自分の小学校にはいない子だった。
あどけない顔ながら凛とした雰囲気で、私より年長のようにも思えた少女だったが、やがて中学に進んだときにクラス替えがあり、同じクラスになった。バスの中でも、クラスの中でも、彼女は一輪の白百合のようだった。
 
そのクラスでは、もう一人、ちょっとおしゃれなレモンのイメージに結びつく少女と同級になった。小学校高学年のときの同級生だった。わたしは二人の憧れのひとと同じクラスになって、正直なところ戸惑ってしまった。もう小学校時代と違って、とても気軽に口をきくことができない。私が二人の前の席になった学期は、呼吸をするのも苦しかったほどだった。

やがてそこに一人の女子転校生がやってきた。
私が淡い思いを寄せたひとは、みな品のよい美少女であったが、この転校生はとびきり無邪気で、明るくて綺麗な眸をもつ女子だった。彼女が初めてクラスにやって来て、最初の挨拶をしたときからファンになってしまった。
私は彼女にひまわりの花やオレンジのイメージを思い浮かべた。

オレンジ、レモン、白百合・・・今振り返ると、クラスに可憐な3つの花が咲いていた。
クラス委員を務めたり文集作成活動をしたりと、クラス活動を活発に行ったものの、恋愛には内気だった私は、とても3人と会話をすることなどできなかったが、今でもあの頃を思い出すと胸が切なくなる。

「3つの」「オレンジへの」「片思い」・・・あと少し勇気があれば・・・淡い蕾のまま実らぬ「オレンジ」だった。


今回の「こども映画祭」では、「オレンジチーム」の結成そのものが偶然の賜物であったのだが、今、忘れていた「はてな・謎」、あらためて私に提示されることとなった。

「若林」行きのバスの、おそらくは終点でおりたであろう「一輪の白百合」は、果たして花見堂小だったのか、はたまた若林小か山崎なのか。

私の気持ちとしては、今回の「こども映画祭」でご縁のあった少女と同じであってほしいと思っている。どこかで不思議な糸がつながっていてほしい・・・バスの中で、組替えのクラスで、そして転校生との出逢い・・・偶然のように思っていたが、あのときの出逢いは、みんな、目には見えない運命の糸に織り込まれていたように思えてくる・・・素敵なひとと出逢いなさいと。

(あのころ、思い切って「オレンジ」や「レモン」、「白百合」とお話しをすればよかった・・・・)

「白百合」の少女ように、とても聡明そうだった花見堂小の女の子。そしてほかのみんなも、素晴らしい作品と、懐かしい思い出を連れてきてくれてありがとうね。

(ひとりごと・・・過去のブログやHPのどこかに、この「物語」が出ていますよ)


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プロフィール

早稲田大学南門前のオムライス店・3つのオレンジへの恋のオーナーブログです。元商社マン、母校の地で第二の人生をはじめました。

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